2026年8月23日 ・ 読了目安 4 分
看板工事の案件管理のやり方|引合〜請求まで抜け漏れなく管理する方法
看板工事の案件管理は、「引合・現調・見積・受注・施工・請求済」の6段階を1つの表(紙でもExcelでもアプリでも可)にまとめ、案件ごとに「今どの段階か」を1目で分かるようにするのが基本です。 段階を決めずに口頭・記憶・散らばったメモで管理していると、見積の出し忘れや請求の抜けが起きやすくなります。以下、6段階の中身と、Excel・紙・アプリそれぞれの作り方を具体的に説明します。
看板工事の案件管理でまず決める「6段階」
案件の呼び方は会社によって多少違いますが、看板工事は基本的に次の6段階を一本道で進みます。まずこの区切りを決めることが管理の出発点です。
| 段階 | この段階でやること | 次に進む条件 |
|---|---|---|
| ① 引合 | 問い合わせ内容・希望納期・連絡先を記録 | 現地調査の日程が決まったら |
| ② 現調 | 寸法・設置環境・電源有無を確認、写真を撮る | 見積に必要な情報が揃ったら |
| ③ 見積 | 明細行を積み上げ、見積書を発行 | 先方から発注の返事が来たら |
| ④ 受注 | 材料手配・施工日程の確保 | 施工が完了したら |
| ⑤ 施工 | 設置作業・完了写真の記録 | 請求書を発行したら |
| ⑥ 請求済 | 請求書発行・入金確認 | 入金確認で案件終了 |
Excel・紙台帳で管理表を作る手順
システムを入れなくても、この6段階さえ決めれば紙・Excelでも十分に運用できます。作り方は次の3ステップです。
- 1案件ごとに1行を割り当てる。列に「取引先名」「現場住所」「段階(①〜⑥)」「金額」「担当者」「次にやること」を用意する。
- 2段階が変わったらその場で列を更新するルールを決める。現場から戻った直後・見積を送った直後など、「更新するタイミング」を先に決めておかないと、月末にまとめて思い出す作業になり、抜け漏れの原因になる。
- 3段階ごとに並べ替え・絞り込みができる状態にしておく。Excelならオートフィルタ、紙ならクリアファイルを段階別に分けるだけでも、「今どの案件が止まっているか」が一覧できるようになる。
案件管理でよくある3つの落とし穴
- 担当者の頭の中にしか進捗がない:経営者=職人=事務担当が同一人物であることが多い1〜5人規模の会社ほど、「自分は分かっているから記録しなくていい」状態に陥りやすい。急な体調不良・繁忙期の記憶違いで見積や請求の出し忘れが起きる。
- 現場写真と案件が紐づいていない:スマホに撮った現調・施工写真が案件と別の場所(カメラロール全体)に溜まり、後で「あの現場の写真どれだっけ」を探す時間が発生する。
- 見積を作った後、請求書を別途一から作り直している:見積と請求書を別ファイル・別ソフトで管理していると、品名・数量・単価を二重入力することになり、転記ミスの元になる。
アプリで一本化する場合に見るポイント
Excel・紙台帳の運用が回らなくなってきたら、アプリへの移行を検討するタイミングです。看板工事の案件管理アプリを選ぶときは、次の点を確認すると失敗しにくくなります。
- 6段階のパイプラインがそのまま表現できるか:段階ごとに件数が見える一覧画面があると、「今どこで止まっているか」が開いた瞬間に分かる。
- 現場写真が案件に紐づけて保存できるか:案件を開けばその現場の写真が全部出てくる状態にしておくと、探す時間がなくなる。
- 見積から請求書への転記が自動か:見積の明細をそのまま請求書に流用できると、二重入力がなくなる。
- 人数課金かどうか:1〜5人規模だと、人数が増えるほど月額が上がる料金体系は割高になりやすい。人数無制限の定額制なら、増員時の心配がない。
よくある質問
Q. 案件数が少ない(月数件)場合でも管理表は必要ですか?
A. 件数が少なくても、繁忙期に他の案件と重なると忘れやすくなります。表自体は簡単なもので構わないので、6段階の区切りだけは決めておくことをおすすめします。
Q. 元請けから依頼される下請け案件も同じ管理でいいですか?
A. 基本的には同じ6段階で管理できます。ただし元請けへの請求タイミングが独自ルール(月末締め等)になっている場合は、「請求済」の条件をその締め日に合わせて調整してください。
サインログでは、この6段階の案件パイプラインを一覧画面で管理でき、現場写真は案件ごとにアルバムとして保存されます。見積の明細はそのまま請求書に変換できるため、二重入力もありません。月1,980円で人数無制限、14日間は無料でお試しいただけます。